Crowd Funding クラウドファンディング
最近よく耳にする言葉です。
Crowd (群衆)と Funding (資金調達)を組み合わせた
造語で、インターネットを介して、不特定多数の方から
出資を募り、プロジェクトや事業、また様々な活動の
支援を行う仕組みの事を言います。
ソーシャルネットワークなどの普及に伴い、その仕組みは
世界中に広まりつつあり、個人の方でも小額の資金提供を
呼び掛け、プロジェクトを実行するケースも増えています。
新しいフリーソフトの開発、アーティストの活動支援、
発明品の開発、または映画製作など、クラウドファンディング
の仕組みを利用して、次々に実現に向かっています。
皆さんも、何か実現したい活動があれば、この仕組みを
使えば実現に近づくのです。
インターネット、ソーシャルメディアの普及の恩恵です。
と、横文字の新しい言葉を羅列して書きましたが
仕組み自体は、何も新しいものではありません。
「寄進」日本に昔からある言葉で同じ仕組みです。
寺社仏閣などで、何かを新調する際、金銭などを
その事業の為に寄付することを指します。
神社、また氏子中で改修の費用を負担するのには
限界があります。そこで広く様々な方に事業の説明
をして、お宮のある地域の活性化の一助となるように
寄付を募ります。
例えば、地元を離れ生活をしている方が、生まれ育った
地域にある神社の改修事業に寄進をしたり、還暦を迎えられた
方が、今まで健康に生活してこれた事に感謝の意を込めて
物品をお供えされることがあります。
普及するツールや、言葉を変えたことで注目されている
仕組みですが、古来から長く続けられている日本の風習です。
ある職人からのお声掛けにより、寄進という風習を改めて
認知してもらうため、クラウドファンディングの手法を用いて
大変意義ある事業のお手伝いをさせて頂く事になりました。
創刊109年を迎える、婦人画報が誌面とWEBマガジンで
危機に瀕している手仕事、工芸職人たちを今後も絶える
ことなく継承していけるようにと考えられた企画です。
つくろう!日本の手仕事の未来 婦人画報WEBサイトより
クラウドファンディングにより、集められた寄進をもとに
世界一の魔鏡を製作し、岩手県陸前高田で復興されるつつある
今泉天満宮に、その魔鏡を寄贈するという事業です。
製作をする職人は、以前このブログでもご紹介した
山本合金製作所の山本氏によるものです。
これは、弊社と魔鏡を作る山本氏との共同企画で
製作している「懐 ふところ」という小型の魔鏡を
内封したお守りです。
これをこの婦人画報の企画にご賛同頂き寄進をして頂いた方の
お返しの品として選んで頂きました。
装束店を営む私として、お宮の再建の一助になりえる
ことは大変光栄な事でありますし、この企画がネットを
通じて広く世界に発信される事により、手仕事の素晴らしさ
や力強さ、また逆に伝統工芸に従事する我々が直面している現実
をも広く認識して頂けることに大変感慨深いものを感じます。
個の力ではなし得ないことも、複数で共有することで
実現することを願います。
詳細は婦人画報のサイトよりご覧下さい。
最近よく耳にする言葉です。
Crowd (群衆)と Funding (資金調達)を組み合わせた
造語で、インターネットを介して、不特定多数の方から
出資を募り、プロジェクトや事業、また様々な活動の
支援を行う仕組みの事を言います。
ソーシャルネットワークなどの普及に伴い、その仕組みは
世界中に広まりつつあり、個人の方でも小額の資金提供を
呼び掛け、プロジェクトを実行するケースも増えています。
新しいフリーソフトの開発、アーティストの活動支援、
発明品の開発、または映画製作など、クラウドファンディング
の仕組みを利用して、次々に実現に向かっています。
皆さんも、何か実現したい活動があれば、この仕組みを
使えば実現に近づくのです。
インターネット、ソーシャルメディアの普及の恩恵です。
と、横文字の新しい言葉を羅列して書きましたが
仕組み自体は、何も新しいものではありません。
「寄進」日本に昔からある言葉で同じ仕組みです。
寺社仏閣などで、何かを新調する際、金銭などを
その事業の為に寄付することを指します。
神社、また氏子中で改修の費用を負担するのには
限界があります。そこで広く様々な方に事業の説明
をして、お宮のある地域の活性化の一助となるように
寄付を募ります。
例えば、地元を離れ生活をしている方が、生まれ育った
地域にある神社の改修事業に寄進をしたり、還暦を迎えられた
方が、今まで健康に生活してこれた事に感謝の意を込めて
物品をお供えされることがあります。
普及するツールや、言葉を変えたことで注目されている
仕組みですが、古来から長く続けられている日本の風習です。
ある職人からのお声掛けにより、寄進という風習を改めて
認知してもらうため、クラウドファンディングの手法を用いて
大変意義ある事業のお手伝いをさせて頂く事になりました。
創刊109年を迎える、婦人画報が誌面とWEBマガジンで
危機に瀕している手仕事、工芸職人たちを今後も絶える
ことなく継承していけるようにと考えられた企画です。
つくろう!日本の手仕事の未来 婦人画報WEBサイトより
クラウドファンディングにより、集められた寄進をもとに
世界一の魔鏡を製作し、岩手県陸前高田で復興されるつつある
今泉天満宮に、その魔鏡を寄贈するという事業です。
製作をする職人は、以前このブログでもご紹介した
山本合金製作所の山本氏によるものです。
これは、弊社と魔鏡を作る山本氏との共同企画で
製作している「懐 ふところ」という小型の魔鏡を
内封したお守りです。
これをこの婦人画報の企画にご賛同頂き寄進をして頂いた方の
お返しの品として選んで頂きました。
装束店を営む私として、お宮の再建の一助になりえる
ことは大変光栄な事でありますし、この企画がネットを
通じて広く世界に発信される事により、手仕事の素晴らしさ
や力強さ、また逆に伝統工芸に従事する我々が直面している現実
をも広く認識して頂けることに大変感慨深いものを感じます。
個の力ではなし得ないことも、複数で共有することで
実現することを願います。
詳細は婦人画報のサイトよりご覧下さい。